柔道整復師Renです!
これから柔道整復師を目指している人に向けて、知っておいてほしいことを当記事ではまとめていす。
- 柔道整復師ってどんな職業なのか
- ぶっちゃけ、年収はどれくらい?
- 柔道整復師になるにはどうすればいいのか
- 勉強は大変なの?
- 接骨院でアルバイトをするべきかどうか
- これから柔道整復師の未来はどうなるの?
このような、基本中の基本をまとめています。
とくに、まだ高校生や学校に入学していない人に役に立つ内容となっておりますので、参考にしてください。
柔道整復師という職業について

柔道整復師という言葉を聞いても、どんな職業なのか知らない人がほとんどです。
何もしらない人に柔道整復師を説明すると、
- 医療系の国家資格
- 骨折・脱臼でずれた骨を元に戻すことが許される資格
- 捻挫(ねんざ)などのケガにたいして健康保険を使うことができる
- 接骨院という名前で自分のお店を出せる
とにかく、ケガに対して処置が許されている資格と覚えておいてください。骨折や脱臼を治せるのは柔道整復師と医師だけなので、貴重な資格となっています。
柔道整復師についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事「柔道整復師とは何か~これから柔道整復師を目指す人へ~」をご覧ください。

柔道整復師の年収は平均的だけど…
柔道整復師の年収は平均的。一般的なサラリーマンと同じぐらいですね。
もちろん、接骨院の院長になったり、自分のお店を開いて成功すれば年収はかなり上がることも夢ではありません。
しかし、この柔道整復師業界にも暗い部分がありまして、それが労働環境が悪い接骨院があることです。
「夜遅くまで残らされるけど、残業代もでない」なんてところもあるぐらい…
しかし、年収も良くてボーナスもあって、夜遅くまで残らなくてもいい、とても条件が良い接骨院も増えてきているのも事実です。
年収事情は別記事「【接骨院で働く!】柔道整復師の年収はどれくらい?気になる疑問に答えます」で詳しく解説しているのでご覧ください。

柔道整復師になるには専門学校か大学に入学する

柔道整復師になるには、
- 専門学校に3年間通う
- 大学に4年間通う
という2つの選択肢があります。卒業する見込みが出れば国家試験が受けられるので、国家試験に合格すれば晴れて柔道整復師になれます。
卒業するだけでは柔道整復師の資格は取れないのでご注意ください。
私は、柔道整復師になると決めたなら勉強に集中できて最短で資格が取れる専門学校がおすすめです。
大学と専門学校の比較は「柔道整復師になりたい!専門学校と大学どっちがおすすめ?」をご覧ください。

ちなみに、私自身も専門学校出身の柔道整復師です。
専門学校に入学するにも指定校推薦をはじめ、特殊な接骨院推薦などの入学方法があるので、別記事「誰でも合格?柔道整復師になるために専門学校の入学方法を解説します!」もチェックしていただき、入学に備えてください。

専門学校の学費についても別記事「柔道整復師になるために通う専門学校・大学の学費はいくらかかるのか」で解説しています。

柔道整復師学校の選び方
専門学校によっては、勉強の質が悪く国家試験合格レベルの知識を学ぶことができないこともあります。
柔道整復師国家試験の合格率は約60%ですから、自分は努力は前提としても学校の質もかなり重要。
なので、私は合格率を基準として学校を選ぶべきだと考えています。
ただ合格率が高ければいいとはいえませんが、1番大切な試験の結果は残している学校の方が信頼できますし、勉強ノウハウも構築されているはず。
専門学校を実際に選ぶときに大切なことは「柔道整復師専門学校を選ぶときは合格率を重視する!?正しい選び方を徹底解説」で詳しく解説しているので参考にしてください。

柔道整復師国家試験はちゃんとやれば合格できる難易度
専門学校や大学に入学した後の勉強についてですが、医療の知識を学ぶので今まで勉強してないことを暗記していきます。
なので、しっかり勉強できなければテストにも国家試験にも合格できません。近年の柔道整復師国家試験の合格率は低下している傾向にあるので、適当に勉強して取得できる資格ではないです。
ただ、計算などのことは一切ないので、頑張れば十分に国家試験に合格できる力は身につきます。
ちなみに最新の柔道整復師国家試験の合格率は58%です。医療系国家資格の中では合格率が低くなってきているのが柔道整復師。
なぜ低くなってきているのかは別記事「【2018年】柔道整復師国家試験の合格率について」を参考にしてください。

まだ実感はないかもしれませんが、私が実践していた勉強法はこちらの「【合格した勉強法】柔道整復師国家試験を8割取れた勉強法を公開します」で解説しています。

入学した後に接骨院でアルバイトすべき?
まだ学校に入学してない人は知らないことだと思いますが、専門学校や大学に入学した後に接骨院でアルバイトをする人が多いです。
どうせアルバイトするなら現場で学ぶことができるので、多くの人がアルバイトしているのですね。
実は、私もその1人。
学生アルバイトしていれば、そのまま就職をすることも可能ですし、何より学ぶことが多いので、学生からアルバイトをしておくことをおすすめしています。
アルバイト事情に関してはこちらの記事「柔道整復師の専門学校に通いながら接骨院でアルバイトや研修をするべき?」を参考にしてください。

アルバイト先の接骨院を探す方法は「【学生アルバイトをする】接骨院の研修先を探す方法」を参考にしてください。

柔道整復師の未来は明るい

柔道整復師になったはいいけど、先行き不透明なのは嫌ですよね。
私の意見は「柔道整復師の未来は明るい」です。
なぜかというと「人を健康にするためにおこなう仕事で人にしかできない仕事」だから。最近では、多種多様な働き方も増えているので、これからますます成功していく柔道整復師が出てくるでしょう。
もちろん無条件で成功するわけじゃありませんが、自分で努力し行動し続ける人に成功が待っています。自分次第でいくらでも伸びる仕事。
あくまでも自分次第なので、人によっては「将来性がない」ということを感じて業界を去ってしまう人も現実多いです。
それでも、人の健康に関わることができるこの仕事はまだまだ伸びると感じています。私なりの意見として「柔道整復師の未来は明るい?暗い?将来性を20代柔道整復師が語ります」でも将来のことを語っておりますのでご覧ください。

まとめ:人のために生きる素晴らしい仕事

医療に携わるというのは、人の人生を変えることもできる素晴らしいこと。
私は関わった患者さんがどんどん健康になっていく姿が見れると嬉しいし、感謝されることが多いので毎日幸せです。
もちろん、失敗することも多々ありますし、自分の力不足を感じるときもあります。悔しい思いもたくさんしてきました
でも、それ以上に人に貢献できるこの仕事が私は好きです。胸を張って言えます。
柔道整復師をこれから目指す人には、この部分を大切にしてください。お金儲けのため、自分のためにやる仕事は苦痛ですから。
又、何か聞きたいことや知りたいことがあれば、一足早く柔道整復師になった私にお問い合わせください。ちょっとしたアドバイスなら、出来る限りご協力させていただきますので、お気軽にどうぞ。