柔道整復師Renです!
私は現在、2冊の書籍をKindleで出版しております。
収入はもちろん、自分自身のブランディングにもなっているので、本当に書籍を作成して良かったなと日々感じています。
収入については「柔道整復師の私がKindle電子書籍を出版して収入を得ていることについてお伝えします」をご覧ください。
この記事では私が実際にどのように書籍を作成したのか、細かい疑問点も含めて解説していきます。
Kindleのことを知らなくても1からできるよう、わかりやすく説明していくので参考にしてください。
柔道整復師がKindle本を出版する方法
Kindle本を出版するにあたって私が実践した流れは、
- Wordで中身を作成する
- 表紙は外注がおすすめ
- 電子書籍用のデータに変換
- Kindleにデータを登録して価格設定
以上の流れにそって電子書籍を2冊作成しました。
①Wordで中身を作成する
当たり前ですが、中身は1番重要な部分です。スカスカな内容であれば読者は満足しませんから、必然的に売り上げは低下していくでしょう。
しっかり作り上げた文章があるからこそ書籍は売れます。
書籍を執筆するにあたって電子書籍の場合は、Wordで作成することをおすすめします。
Wordのデータであれば後ほど紹介する電子書籍用のデータにも簡単に変換できますし、パソコンを持っていれば多くの人が持っているソフトで使いやすいです。
といっても、Wordでいきなり文章を作成すると途中で行き詰まることは確実…
なので、最初はどんな内容にするのかざっくり紙に書きだして頭の中を整理しましょう。いきなり文章を書こうとすると頭がこんがらがって、まとまらなくなってしまいますからね。
紙にどんな内容にしたいのか書きましょう。
その後は、タイトルと目次を決めてください。
私の1冊目の場合は、
タイトル
「自律神経失調症に立ち向かう3つの武器」
目次
はじめに
第1章 自律神経を知る
1.自律神経の働き
2.交感神経
3.副交感神経
4.自律神経失調症の病態
5.治療のポイント
第2章 首を緩める
1.首と自律神経の関係性を知る
2.首を緩める3つの生活習慣
3.首を緩める2つの体操
第3章 姿勢を正す
1.根本的な原因を探る
2.自分の姿勢をチェック
3.自分の姿勢を理解する
第4章 呼吸を整える
1.唯一の機能
2.呼吸を知る
3.呼吸と自律神経失調症
4.2つの呼吸法で呼吸を整える
第5章 3つの武器
さいごに
ここまで完璧じゃなかったですが、大体の目次とタイトルは最初に決めてしまいました。
タイトルも最終的には「自律神経失調症に立ち向かう3つの武器」としていますが、完成してから変えた部分もありますので、とにかく仮でもいいのでタイトルと目次を先に作ってしまいましょう。
まとめると、
【どんなことについて書きたいのか紙に書きだす→タイトルと目次を決めて大まかな話の流れを作る→文章を作成していく】
この流れが確実に良い書籍に仕上がりますし、余計な時間がかかりません。
②表紙は外注がおすすめ
中身が完成したら、売れるか売れないかが決まるといっても過言ではない表紙を作成します。
表紙次第で売上も変わるので、妥協はせずに用意しましょう。自作で作成しても大丈夫なのですが、いかんせんクオリティが低くなります…
なので、表紙はプロにお願いしましょう。
企業にお願いすると高くなってしまうので、フリーランスのデザイナーに頼む(クラウドソーシング)のがコスパ最高。
私がクラウドソーシングで利用したのが「ランサーズ」で、2冊ともランサーズ経由でデザイナーさんに表紙をお願いしました。(どちらも高クオリティーでした)
過去にイラストで「ココナラ」も使用したことがありますので、どちらでもデザイナーさんを探してみて気に入った人に依頼しましょう。
個人であれば値段的にも5000円~20000円と安価で引き受けてくれるので、今後の電子書籍分の売上分を考えるとお釣りが返ってくるぐらい。絶対に表紙は手を抜かずに先行投資してください。
注意点としては、なるべくデザイナーさんは電子書籍の表紙を作成したことがある人に頼み、過去の実績を見せてもらい、自分のイメージと近い人にお願いしましょう。
アニメ系の書籍の表紙が得意な人もいれば、ビジネス書が得意な人もいます。必ず自分のイメージした雰囲気に合った人を選んでください。
③電子書籍用のデータに変換
中身となる文章が完成したらいよいよ電子書籍用のデータに変換しますが、Wordのデータであれば「ロマンサー」というサービスを利用して変換するのが便利。
電子書籍のデータは「ePUB」という形式でKindleにアップロードするので、そのePUBデータに変えてくれるのが「ロマンサー」です。
利用はもちろん無料。無料ですと容量制限がありますが、個人で利用する場合はその容量は超えません。
Kindle用のepubデータをすぐに変換し作成してくれるので、そちらを保存して販売を開始してみましょう。
④Kindleにデータを登録して価格設定
ここまできたらあとは販売するだけ。
Kindleを出版するには、「Kindle ダイレクト パブリッシング(通称 KDP)」に登録する必要があります。
Amazonのアカウントがあればすぐに登録が開始できるので、詳しくは外部サイトの記事を参考にしてください。
KDPに登録できたら、あとは書籍の情報を入力するだけ。
タイトル、著者、概要など登録したら、先ほどのepubデータをアップロードし、価格設定をすれば最大70%の収益を手に入れることができます。
70%を受けとるにはKindleのみでの書籍販売にすればいいだけなので、500円で価格設定したら1冊売れるたびに350円が収益としてもらえる計算になります。
※書籍の登録のやり方も外部サイトの記事を参考にしてください
ちなみに書籍を登録してもすぐに販売することはできなくて、審査に通る必要があり、目安で48時間ほどの時間がかかります。
私の場合は1日ほどで審査に通りましたので参考にしてください。
まとめ:簡単に自分自身の書籍が出せるから今すぐやる
ここまで説明すればすぐにでも電子書籍作成に取り掛かれるはず。
しかし、やらない人が9割でしょう。やる人はいても10%ってところですかね。後でやろうと思っても、電子書籍作成って時間がかかるし大変なので結局後回しになってそのまま忘れ去られてしまうでしょう。
本気でやりたいと思うならば、書きたい内容を紙に書きだしてみるだけで今日は大丈夫です。
私自身、タイトルを決めるのにめちゃくちゃ悩み時間が過ぎてしまったので、5日以内には仮題でもいいので目次とタイトルは決めることをおすすめします。実際に書いてみてから、変更はいくらでもできますし、タイトルはしっくりくるのが突然閃くことがありますからね。
完成してKindleで発売すれば、爆発的に売れないかもしれませんが、それでも買ってくれる人はいますし、読んでくれた人のレビューもついてくると思います。
自分自身の柔道整復師としての価値を上げることができるのに加えて、ちょっとした収入になるので、その収入でセミナーや本を買い自己投資すれば、さらに成長できるでしょう。
ぜひ、誰でも無料でチャレンジできる電子書籍に挑んでみてください。