柔道整復師Renです!
私は整骨院でiPadを常に使っていますが、今ではiPadなしでは今での施術やサービスが成り立たないぐらい重要な存在になっています。
iPadを活用して接骨院で出来ることとしては、
- 施術前後の写真をとる
- 問診や説明で使用する
- クレジットカード決済の端末として使用する
で、とくに施術前後の写真をとるのは患者さんから「わかりやすい」とよく言われます。
この記事では、
- iPadを導入したいけど、どうやって使うのかわからない
- 接骨院でのiPadの使い方を教えてほしい
- iPadを持ってるけど、いまいち活用しきれてない
- どのiPadを買えばいい?
以上の疑問や悩みに答えていきます。
実際に私が使っていて、接骨院で使用するのにおすすめのiPadはこちら
整骨院でiPadを活用する3つの方法
最初にお伝えした通り、
- 施術前後の写真をとる
- 問診や説明で使用する
- クレジットカード決済の端末として使用する
以上が主な使い方になります。
①施術前後の写真をとる
写真をとるのは、私も1番使います。
例えば、「姿勢を良くして根本治療をしよう」という施術をしている接骨院ならば、施術の前後で姿勢の写真を取って比べることが1番の結果ですよね。
私も初診時には必ず姿勢の写真をiPadでとって、前後の変化を見てもらいます。
もちろん、姿勢を改善するちゃんとした施術ができるのが前提です。
適当に「姿勢をよくしていきましょう」という人がいるならば、まずはちゃんと結果を出せるようにしてください。
さらに、複数回施術をしたあとに写真をとって、初診時の施術前と5回目の施術前を比べることもできますよね。
そうやって患者さんの状態を自分でも把握してもらったり、結果を目に見える形にしてあげるだけでリピート率が上がります。
iPadの場合は画面も大きいので患者さんから見やすいですし、簡単に画面にも書き込めるのでかなり有効活用できるのです。
②問診や説明で使用する
次に問診や説明のツールとして使用する方法です。
患者さんの不調を説明するのに図を使って説明したいときってあると思いますが、そんな時に役に立つのがiPad。
「アトラス」というアプリをダウンロードしておくのがおすすめ。
ヒューマン・アナトミー・アトラス2018エディション
Visible Bodyposted withアプリーチ
有料ですが、筋肉・神経・内臓を細かく見れますし、模型や本を買うよりは安く済みます。
首が痛い患者さんがいて「胸鎖乳突筋という筋肉が緊張しています」という説明をする場合には、
上記の画面を見せれば、胸鎖乳突筋がどんな筋肉なのか一目瞭然ですよね。
患者さんにそんな難しい説明はいらないと思うかもしれませんが、専門用語を取り入れた説明をすることで患者さんは安心します。
例えば、病院で首が痛くてレントゲンをとったのに「骨には異常がないね」とレントゲン写真も見せずに説明されたら、どう思いますか?
ちゃんとレントゲン写真を見ながら、「痛いのはこの辺だけど骨はキレイだし問題ないね」と説明する方が納得しますし安心しますよね?
こちら側がちょっとした工夫をするだけで、問診や説明の精度がぐっと上がります。ただ「首が硬いね」というだけだったら誰でもできます。
すべて専門用語を使う必要はありませんが、ここぞという時に専門用語とiPadを使用して説明すれば患者さんはよく理解してくれ、施術にも納得してくれます。
あらかじめ説明に使う資料をパソコンで作って、その資料をiPadに入れておけば、紙に印刷してつかわなくてもいいし、iPadでも資料を作れます。患者さんの状態をPadでとれば、管理も楽ですよ。
いわゆる「ペーパーレス接骨院」を目指して、iPadを使用しましょう。
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③クレジットカード決済の端末として使用する
自費施術をやっているなら、ぜひクレジットカード決済を導入しましょう。
回数券などを販売しているなら、なおさらクレジットカード決済が必要です。
手数料が取られてしまいますが、「クレジットカードが使えるなら行きやすい」という人は一定数います。現金を持ち合わせてない場合でも決済できるので、売上の取りこぼしも防げます。
iPadがあれば、「Square」というサービスを利用してカード決済ができます。(iPhoneでも可)
簡単に取り入れることができるので、ぜひ接骨院でもクレジットカード決済を導入してください。
「Square」であれば回数券なども、規定に従えばクレジットカード決済可能ですし、使えるブランドも多いかつ初期費用も今なら実質無料ですので、ぜひ利用してみましょう。
接骨院でクレジットカード決済を導入する方法を別記事「接骨院でクレジットカード決済を導入する方法!Square・AirPAY・楽天ぺイを徹底比較!」でまとめています。参考にしてみてください。
接骨院で使うためのおすすめのiPad
接骨院で使用する際には、ハイスペックな「iPad pro」は必要ありません。
私が実際に使っている無印の「iPad」が接骨院で使うならおすすめ。画面が大きい方が見やすいので、無印の「iPad」がコスパ最強ですね。
後述する「Apple Pencil」も使えますし、値段も安いので、私も購入しました。
接骨院でインターネットが通っているなら、「Wi-Fiモデル」で大丈夫なので、より安く買えます。(SIMカードさせるモデルは高い)
容量は大きければ大きいほどいい
容量は大きければ大きいほどいいです。
私も128㎇を選びました。
何年も使いますし、足りなくなっても容量は付け足せません。写真や動画を頻繁に消すことができるならば、32㎇でもいいですね。
私は面倒くさいし、心配性なので、思い切って大きいの買いましたが全く後悔していません(笑)
「Apple Pencil」も一緒に用意するといい
「Apple Pencil」とよばれる、iPad専用のペンがあります。
このペンがすごく書きやすいので、私も患者さんの状態のメモを書いたり、写真に説明するときに直接書いたりしていて重宝しています。
私も思い切って自己投資してみましたが、書き心地がよくて紙のメモを使わなくなりました…(セミナーに行ってもiPadだけ持っていってます)
iPadとApple Pencilを用意して、ぜひ接骨院でiPadスタイルを確立してください。
まとめ:患者さんのために導入してみよう!
私がなぜiPadを高いお金を払って買ったのかというと、すべては「患者さんのため」です。
きれいごとに聞こえるかも知れませんが、私は日ごろからわかりやすい説明や言い回しを考えています。だからこそ、iPadは患者さんがより自分の体を理解してもらう為に取り入れたのです。
今では、「先生の説明がわかりやすかった」や「写真を使って説明してくれたので理解できた」という声を本当によくいただきます。
ありがたいですね。
自分で言うのもあれですが、私はトークはめちゃくちゃ下手くそです。ついつい、早口になってしまいます。
でも、iPadなどを使って工夫して説明して、あとは純粋な情熱だけで患者さんの対応をし続けた結果が今です。
みなさんも患者さんのために、iPadを利用してみてください。
必ず接骨院では役に立ちますよ。