柔道整復師Renです!
柔道整復師が就活・転職をする時には、複数の接骨院に応募し面接を受けることが多いです。
例えば、
AとBの2つの接骨院の面接を受けて、まずはAの接骨院から内定をもらった。
でも、Bの結果も聞いてから内定先を決めたい。
どうしよう。
こんな経験をする人ってとても多いんですが、場合によってはAの接骨院に正式な返事を待ってもらうことが可能。
このことを「内定保留」と言いますが、学校では教えてくれない部分ですので、この記事では内定保留のやり方や例文、注意点も含めてお伝えしていきます。
内定保留にはリスクもあるよ
早速、例文を紹介していきたいところですが、内定保留のリスクについて最初に触れておきます。
接骨院側からしてみれば、すぐに内定を快諾してくれた方が安心できますし、再度人材を確保する必要性もありません。
「内定保留を許可したけど、結果的にはうちには来なかった」ということであれば、その接骨院は再度求人を募集しなければなりませんよね。面接もしなければなりませんし、手間と時間がかかります。
そういったリスクが接骨院側にもあるので、場合によっては返事を待って欲しいと伝えても「〇日以内でないと取り消しになります」とか「他の人がOKを出したら取り消しになります」という風な回答もありえるのです。
もしかしたら、その場で取り消しになって他の人が採用される可能性も十分に考えられます。
なので、内定保留するのにもリスクがあることは十分に理解してください。
内定を失うリスクが分かったうえで「他の結果を聞きたい」ということであれば、誠意をもって内定保留をお願いしましょう。
就活・転職に使える内定保留を伝える例文
内定保留を伝える例文をご紹介します。
私、先日内定を頂いた○○(自分の名前)と申します。
採用の件でお話をしたくお電話しました。○○院長(or採用担当の○○様)はお手すきでしょうか。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
こんにちは、○○です。お忙しいところ恐れ入りますが、ただいまお時間よろしいでしょうか。
先日は内定のご連絡ありがとうございました。
本来であればすぐに返事をすべきですが、他の接骨院の結果がまだ出ていないので、そちらが出てから判断したいと考えております。
勝手申しますが、○○月○○日までにご返事をお待ちいただけないでしょうか。
上記のように伝えられると1番無難ですね。
接骨院においては、郵送ではなく電話で内定通知をもらう場合もあると思います。
急に電話が来て慌てないためにも、「どの接骨院が来たら即決定で、この接骨院が先に連絡きたら保留しよう」と決めておいてください。
保留する接骨院から内定の電話が来た場合は、そのまま上記のように「他の接骨院の結果が出てから判断したい」と伝えましょう。
ただし、面接時に他の接骨院に応募しているか聞かれた時に、応募してないと答えている場合は、「家族に相談したいから時間をください」と伝えるといいです。
面接の時に嘘を言っていたことになると、信頼関係が崩れてそのまま取り消しになってしまう可能性もあるので、一貫性をもって対応してくださいね。
面接をまだしていない人がいれば、他の接骨院も考えているか聞かれたらちゃんと「他の接骨院も応募しています」と答えるようにしておきましょう。
内定保留の細かい注意点
内定保留をする場合に注意すべきポイントは、
- 必ず電話で早く伝える
- 内定をもらったらできるだけ早く電話する
- 保留期限は2~3日、長くても5日ほどが限度
- 電話する時間は午前中の診療時間が終わるギリギリにかける
以上が注意すべきポイントです。
内定をもらったらなるべくすぐに電話しましょう。その時に保留期限は2~3日が平均ですので、あまり長い期間で提案しないようにしてください。
電話する時間も気を使って、忙しいときにはかけないように注意が必要。昼休み真っただ中でも迷惑なので、午前中の診療時間が終わるギリギリにかけて今手が空いているか聞きましょう。
そこで無理そうなら何時ならいいのか聞いて、その時間にかけ直せば大丈夫です。
辞退する場合も電話する
内定を保留して、結果的に辞退する場合も電話で伝えてください。
内定の結果を受け取る→保留→辞退、という流れですと伝えづらいかもしれませんが、社会人としてちゃんと自分の口から断りましょう。
辞退のやり方は別記事で詳しく解説しているので、そちらを参考にしてもらうとスムーズに進むと思います。
まとめ:保留にする前に1度自分を見つめ直す
最初に説明した通り、内定をもらっていて返事を保留するのにはリスクがあります。
第一希望であれば即決するはずなのに、それを保留するということは何か引っかかる部分があるのでしょう。
まずはそれを明確にしておくと良い判断ができるかなと思います。
例えば、
- 内定待ちの接骨院の方が院長がしっかりしてた
- 給料・待遇面が気になるんだよな~
- ○○接骨院の治療法を絶対に学びたい!
上記はほんの一例です。
自分でもう1度考えてみて、自分が何で迷っているのかを見つめてみましょう。
考えてみてどうしても他の接骨院の結果を聞きたいということであれば、すぐに保留の電話をかけてください。
内定を快諾するのは人生においても大きな決断なので、すごく悩むことですし不安です。
もし、まだ迷っているならば、
「本当にこの接骨院をいいのか」
「内定取り消しになっても後悔しないのか」
「最後に聞くけど、本当にこの接骨院でいいのか」
こんな風に自分に問いかけてみてくださいね。
あなたにとって最良の選択ができるよう願っております。
内定保留の例分↓
私、先日内定を頂いた○○(自分の名前)と申します。
採用の件でお話をしたくお電話しました。○○院長(or採用担当の○○様)はお手すきでしょうか。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
こんにちは、○○です。お忙しいところ恐れ入りますが、ただいまお時間よろしいでしょうか。
先日は内定のご連絡ありがとうございました。
本来であればすぐに返事をすべきですが、他の接骨院の結果がまだ出ていないので、そちらが出てから判断したいと考えております。
勝手申しますが、○○月○○日までにご返事をお待ちいただけないでしょうか。
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