接骨院

接骨院で自費施術を取り入れるメリットとデメリットはこれだ!

柔道整復師Renです!

 

接骨院で自費施術を取り入れることが増えてきていますが、それでも自費施術が懐疑的な柔道整復師も多い。

又、新卒柔道整復師がいきなり現場に出ると、教科書や学校では習わない自費施術があって戸惑うと思います。

 

私は完全自費の整骨院でフリーランス柔道整復師として働いていますので、その経験をもとに自費施術のメリットやデメリットをお伝えしていきます。

新卒柔道整復師や自費施術が気になる柔道整復師の参考になればと思います。

 

自費施術に関しての知識やマインドの基本はこちらの本がおすすめ↓

接骨院で自費治療を取り入れるメリット

接骨院で自費施術を取り入れるメリットは、

  1. 保険請求の手間がない
  2. 自分のやりたい施術ができる
  3. 治したい人が来院する
  4. 1人当たりの単価が高くなる

以上があげられます。それぞれ解説していきましょう。

①保険請求のストレスから解放される

柔道整復師は怪我に対して保険請求ができますが、接骨院で多いのは慢性症状や原因がないような不調です。

今まではそれらの不調を不正請求しお金を稼いでいましたが、近年では不正請求も厳格化してきてるので保険請求だけで稼ぐことが難しくなっています。

 

又、保険請求って書類作成がすごく面倒くさいので、月末は帰れない接骨院も多いのではないのでしょうか。それに返戻がくるとその手間がかかりますから、非常にストレスになります。

 

私もだいぶ前ですが、保険請求の書類作成をしたことが何回もありますが、少ない件数にしてもすごく時間がかかりました。

今は保険請求していませんので、月末残るなんて概念はありませんし、不正請求がバレるという不安感も一切ありません。

②自分のやりたい施術ができる

保険の範囲ですと、施術できる範囲には限界があります。

それに比べて自費施術は金額も自由ですし、時間も自由で、どんな理論でもいいので、自分の思い通りの施術に集中できます。

 

とくに自分の強みに特化して自費施術を取り入れるとうまくいきやすいですね。ただのマッサージやリラクゼーションをやっても正直その場しのぎにしかなりませんよ。

③治したい人が来院する

ここ数年、私が働いている接骨院に変な患者さんが来院することはありません。

みなさん本当に困っている状態で来られるので、「質の良い患者さん」が集まっているのです。

 

私が働いている接骨院は、

  • 慢性症状特化
  • とくに首と自律神経に関わる不調が得意
  • 痛くない施術
  • 根本治療
  • 料金は3000円~

このような特徴があり、全てホームページ上で情報を発信しております。

 

この特徴に共感する人が来院するので、「安いから来た」とか「揉んでほしいからきた」という患者さんは一切来院しません。

だから私は余計なことを考えずに、目の前にいる患者さんをどうやって改善に導けるのかを考え対応します。その対応を続けていると、自分自身が1番成長するし、患者さんにも尊敬される良いサイクルが産まれます。

④1人あたりの単価が高くなる

月50万円の売上を、保険請求の売上だけで作るのと自費施術で作るのって、どちらが大変か想像できますか?

 

例えば、15分2000円の自費施術を取り入れていれば、1日約10人の患者さんが毎日来ることで50万円の売上を達成します。

保険請求で1日10人の来院しかないと、50万円なんかは夢のまた夢。正直、今の接骨院で保険だけで経営するのはかなり厳しいです。

 

かといって、世の中には肩こりや腰痛で困っている人がたくさんいて、病院をたらい回しされて痛み止めでごまかしている人が多い。その人たちに、自分の技術を提供し成果を出せれるのは我々柔道整復師の役目です。

技術を磨き1人当たりの単価が5000円になって1日10人来れば1ヵ月100万円の売上を作ることができるので、客単価が上がる自費施術を取り入れることの大きなメリットとなるでしょう。

接骨院で自費治療を取り入れるデメリット

正直、私が働いていて自費施術にデメリットは全く感じません。

 

しいていうならば、自分の考え方を変えないと苦しくなる点ですね。

要するにいきなり自費施術と言われても、今まで数百円でやっていたのがいきなり何千円に値段が上がるので、患者さんに申し訳なく思ってしまう柔道整復師が多いです。

 

こればっかりは根本から考え方を変えなきゃいけません。

1人で考えても考え方やマインドって変わらないので、本を読むことをおすすめします。

おすすめの本はこちら↓

こちらの著者はコンサルタントをしている方なので、今の接骨院業界をわかりやすく解説してくれています。

日ごろから自費施術をおこなっている私でも共感できる内容だし、こちらの本を読むだけで自費施術に対する考え方は網羅できるので、ぜひ購入して読んでみてください。

 

コンサルタントの加藤さんは他にも本を出していますが、どれも参考になりますので柔道整復師であれば金額も安いので1度読んでみてください。

まとめ:不正請求をしていても限界がくる

この業界を見てると、不正請求という名のグレーゾーンで生き残っている接骨院が多すぎます。

食っていくためとはいえ犯罪ですし、これから流れは保険が厳しくなっていくことでしょう。

 

そこにすがりつくのではなく、自分の強みを売り出すことがこれからは必要になってきています。

私は「自律神経失調症に立ち向かう3つの武器」という本をKindleで出していますが、こちらの本も自分の強みを生かして書いていて、自律神経の専門家というポジションを狙う意味でも出版しました。

※第一は読んでくれた人が少しでも楽になればと書いています

 

不正請求をし悪いことをしている自覚もありながらも、昔からの風習や周りがやっているから大丈夫を思い込みその場で立ち止まっているより、自分の技術を磨き常に勉強をしている人の方が10年後には生き残っているでしょう。

昔からある接骨院も今は保険だけで繫盛しているかもしれませんが、何年後かはわかりません絶対に限界がきます。

 

まずは自費施術に関しての勉強をしてみましょう。

先ほど紹介した本を読んでみるのが1番理解できるかなと思いますので、柔道整復師であれば今すぐ読んでみてください。