柔道整復師Renです!
この記事をご覧になっている方は、
「旦那さんが柔道整復師なんだけど将来が不安で…」
「接骨院で働いている旦那さんの手取りが少ないんだけど他の人はどうなの?」
「旦那さんが柔道整復師だと共働きしなきゃいけない?」
「子供は育てられる?」
という疑問や悩みを抱えていると思います。
結論を言ってしまうと「雇われ柔道整復師の多くは1人で家族を養っていくのは難しい」です。ただ、成功している人や安定して稼いでいる人もいるのも現状。
そんな業界の事情は奥様にはわからない部分があると思いますので、私が業界内の現状を本音でお伝えしていきます。
柔道整復師の旦那さんは年収いくらですか?

あなたの旦那さんの年収はいくらでしょうか?
200万円?300万円?
新卒柔道整復師の平均年収は「230~250万円」ほどと言われていますので、正直めちゃくちゃ稼げるわけではありません。
そこから順調にステップアップしていったら、300万円を超えて400万円も到達は可能ですが、全員が全員そう上手くいくわけではないのが現状。
※旦那さんが20代後半~30代の柔道整復師で、年収300万超えてない場合は転職の価値ありです。経験も積んでいるのに、さすがに低すぎますよ。
ただし、接骨院は規模も小さいので個人で開業しているところで勤めるとなると、手厚い待遇や高年収は難しいことも。いわゆる、一般的なサラリーマンと同じような待遇は難しいのです。
もしも、手厚い待遇や高年収を狙いたいならば、グループ接骨院などに勤めるのが絶対に良いです。グループ院であれば、もしかしたら雇われではありますが院長になれるチャンスもありますしね。
多くの雇われ柔道整復師は1人で家族を養っていくのは難しい
ここまで読んでわかると思いますが、雇われ柔道整復師の旦那さんが1人で家族を養っていくのはかなり難しいです。
子供がいればなおさら厳しい。
なので、夫婦で共働きするのが現実でしょう。日本の6割以上が共働きしているといわれているので、珍しいことではありません。
雇われ柔道整復師でグループ院の院長になるとか幹部になる以外は、爆発的に稼げないことを理解しましょう。
旦那さんが300万円、奥さんが200万円、合わせて500万ほどの収入があれば、子供がいながらも生活できる範囲かと思います。これが現実です。
ただ、先ほども伝えましたが、新卒柔道整復師と同等程度の年収は明らかに低すぎますので、そこはしっかり話合うことをおすすめします。労働に見合ってない給料ですから。
最近では個人院でも好待遇の接骨院もありますので、旦那さんが本気でどうにかしたいなら、転職という選択肢も検討してみましょう。
接骨院の他にも、整形外科やデイサービスで働く方法もありますので、そこも含めて検討してみてください。
転職については「柔道整復師の転職先にはどんな選択肢があるのか解説します」が参考になると思います。

接骨院を開業すれば1番稼げるけど…
柔道整復師でも自分で接骨院を開業して年収1000万円を超えている人は大勢います。開業して成功すれば、年収1000万円も夢ではないのです。
しかし、現実は開業したとしても絶対に成功するわけではない世界なので、失敗するリスクもあります。開業しても廃業になれば借金を抱えることになりますし、開業しても雇われより少し多い程度の年収になってしまう可能性も。
共働きをしなくても生活できたり子供を育てられるには、開業して成功するのが条件だとイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。
それ以外であれば、共働きしないと現実的には厳しいのが柔道整復師です。
開業の現状は「柔道整復師は接骨院を独立開業しなければ稼げないの?」をご覧ください。

まとめ:働く接骨院さえ間違えないようにする

- 雇われの柔道整復師は年収300~400万円が一般的
- その場合は旦那さん1人で家族を養っていくのは厳しいので共働きする
- リスクはあるが開業して成功すれば旦那さん1人で養える
- 何年も働いているのに年収300万円きるなら転職しよう
雇われ柔道整復師の待遇はたしかに悪いので改善していく必要があるし、もっと労働に見合った収入を得るべき。
ただ、旦那さんが柔道整復師だからといって将来は決して暗くありません。
最近では、グループ院は好待遇を売りにしていますし、個人の接骨院でもきちんと従業員を育てて守ってくれるところも増えてきています。
働く接骨院さえ見極められれば、共働きが条件になりますが、それなりに生活を送ることはできます。良い接骨院に巡り合えれば、経験をつんで後に開業することもできますしね。
又、奥さんから旦那さんの今後の考えを聞いてみるといいかもしれません。
それが具体的であれば何も心配はいらないと思うので応援してあげてください。何も考えてないなら、年収アップのために転職なども視野に入れて現実的に話合っておきましょう。
転職に関しては「柔道整復師の転職マニュアル」が参考になるかと思いますので、旦那さんに見せてあげてください。
