柔道整復師Renです!
柔道整復師が接骨院でどんな仕事をしているのか気になっている人は多いと思います。
外からみれば分からない部分もありますので、現役で接骨院勤務している私が柔道整復師の仕事内容をお伝えしていきます。
これから柔道整復師になる人は参考にしていただき、これからの将来をイメージしてもらえると嬉しいです。
又、そもそも柔道整復師とは何かわからない人は、先にこちらの「柔道整復師とは何か~これから柔道整復師を目指す人へ~」をご覧になり、柔道整復師の基礎を学びましょう。
柔道整復師が接骨院でおこなうメインの仕事は患者さん対応
柔道整復師の仕事の9割を占めているのは患者さんの対応です。
患者さんの対応といっても、初めて来られる人がいれば時間をかけて問診や検査しないといけないですし、通っている人にも話を聞いたり検査したりします。それから施術もおこないますので、1日中患者さんの対応するのが基本。
院の特色によって来院する方の症状や怪我はまったく違うので、捻挫や打撲などの怪我が多い接骨院もありますし、肩こりや腰痛の慢性症状が多い接骨院もあるでしょう。
基本的に、怪我に対しては包帯などで固定したり電気をかけたりして手技をおこなうのが一般的な治療で、慢性症状に対しては健康保険を使わず自費施術をおこなうが最近の主流です。
※施術方法も院によって大きくばらつきがあるので、どんな施術をするのかは確定的なことは言えません
とにかく柔道整復師は患者さんの対応が全てといっても過言ではありません。
「問診して検査して施術をする」のがメインの仕事として覚えておきましょう。
接骨院でのカルテ・レセプトの作成が意外と大変
接骨院の裏話になりますが、意外と大変なのが患者さんのカルテやレセプトを作成すること。
カルテには患者さんの情報を記入しなきゃいけません。症状の経過、どんな治療をしたのか等々。これらの記入も数が積み重なると大変です。
又、接骨院にて健康保険を使って治療を受けた人がいる場合は、接骨院側から保険料を請求しなければなりません。
保険請求する時に必要になるのがレセプトなのです。
レセプトは月末に基本は作るのですが、毎月作りますし、人数もかなり多いので作成が非常に大変。場合によっては深夜まで残って作業する接骨院もあるぐらい、レセプト作成は大変ですね。
しかし、デスクワークはカルテやレセプト作成ぐらいで、接骨院によっては資料作りやホームページ更新などだけ。
他の細かい点でいえば、会計や受付のフォローに入ることもよくありますし、電話対応もするでしょう。
これらの部分の仕事量はそこまで多くはありませんし、慣れてしまえば楽にできますのでご安心ください。
まとめ:柔道整復師という生き方
- 問診して検査して施術するのが柔道整復師のメイン業務
- 怪我には電気かけて手技をして、包帯固定するのが一般的
- 慢性症状には健康保険を使わず自費施術で対応するのが一般的
- 意外と大変なのが月末レセプト作成
接骨院で仕事をするということは、サラリーマンのような要素は少ないです。1人1人の体や症状は全く違いますから、指示された通りに動くことは不可能。
なので、自分で考えて施術する必要があり大変ですが、それがまた楽しい部分です。
良い意味でマニュアルを作成したとしてもその通りに進まない職種なのが柔道整復師。毎日同じことをしていても、仕事内容は違うんですね。
柔道整復師は一生勉強です。色々な悩みを抱えている人がいるからこそ、勉強をし続けなきゃいけません。
これから柔道整復師になるなら、一生勉強する大切さは忘れられないようにしてください。一足先に柔道整復師になった私からのアドバイスです。
ここまで読んで興味がある方は、こちらの「【接骨院で働く】柔道整復師に向いている人の3個の特徴をご紹介します」をご覧ください。
柔道整復師が本当に自分に合っているかどうか、見極めてみましょう。